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情報処理安全確保支援士

【忙しい人向け】情報処理安全確保支援士合格のコツ

【忙しい人向けです】情報系の授業を学んでいなく基礎知識ゼロから情報処理安全確保支援士に合格できた勉強方法について書きます。

    はじめに

     2018年に勉強を始め、合格できたのは2020年10月、2年かかり4度目の受験でようやく合格できました。

    他のかたの記事も見てきたのですが、3度落ちた私なりのまとめを書いておきます。受験料が高いので皆様には1回で受かってほしいです。


    午前Ⅰと午前Ⅱのコツ
    どのかたも書いてますが「過去問道場」一択です

    【午前Ⅰ(共通)】応用情報技術者試験ドットコム 過去問道場
    【午前Ⅱ】情報処理安全確保支援士ドットコム 過去問道場

     私の感覚では3~4割は過去問と全く同じ問題が出ます。一言一句同じです。

     「過去問道場」では回答後にわかりやすい解説を見ることができて便利です。解説を読んでもベースの知識が足りず意味が分からないものは問題に対する答えだけを暗記だけしました。

    問題を解くペースは電車や寝る前など1日に1、2回分のペースで解き、すべての年の春、秋の問題を3、4回解きました。
    上記方法で午前Ⅰと午前Ⅱについては1度目の受験で合格できました。


    午後Ⅰ、午後Ⅱのコツ
    ポイントは「過去問をひたすら解く」、「時間切れを避ける」の2つだけ

     まず「過去問をひたすら解く」ですが、過去全ての問題と解答はIPAのサイトにのっています。これをUSBにコピーしてコンビニで印刷して3、4回解きました。過去数回分ですが独自に解説した記事も書いてますので、ご興味がありましたら下のリンクからご覧ください。

    令和3年 (秋) 午後Ⅰ 解答・解説
    令和3年 (秋) 午後Ⅱ 解答・解説

    令和元年 (秋) 午後Ⅰ 解答・解説
    令和元年 (秋) 午後Ⅱ 解答・解説

    平成31年 (春) 午後Ⅰ 解答・解説
    平成31年 (春) 午後Ⅱ 解答・解説

    平成30年 (秋) 午後Ⅰ 解答・解説
    平成30年 (秋) 午後Ⅱ 解答・解説

     出題傾向を知ることも重要ですが、問題に対する答え方も重要だと思い、解答例の答え方をまねするように意識しました。例えば理由を聞かれる設問の場合、「○○が△△だったから」のような答え方をするように意識しました。

     また、設問を解くときには問われている下線部の付近を読むだけではなく、意外に本文の最初や、図や表の注釈部分にヒントが書いてあったりするのでそこを細かく見るようにしてました。知識がなくとも問題文をよく読めば分かる答えもありますので本文をよく読むこと、そしてもし分からない問題があれば、文中にでてくるそれっぽい言葉を引用して書き写すような回答の仕方が良いと思います。

     もう1つのポイントは「時間切れを避ける」ことです。3度落ちた原因は時間切れで解けなかった問題があったことが大きいと思っています。過去問を解くのにかかった時間を記録し、午後Ⅰは3問中2問回答で90分なので、過去問の全3問を90分以内で解けるように、午後Ⅱは2問中1問回答で120分なので全2問を120分以内で解けるように練習しました。
    ※1度目で何としても合格したい、不安なので自分の現在のレベルを確かめたいと思うかたは、TACか資格の大原で1万円前後で「公開模擬試験」というのをやってますので、そちらを受験してみることをおすすめします。どちらも受けましたが内容は過去問にはないオリジナル問題で本試験さながらのクオリティだと感じました。採点も細かくしてくれて自分の得意、不得意な分野も分析してくれます。模擬試験は郵送で送られてきて自宅で受験可能でした。気になるようでしたらインターネット検索してみてください。



    本試験での対策
    午前Ⅰと午前Ⅱの当日対策

     最後まで解くことを最優先しました。時間切れだけは避けたいので、計算が必要になる問題は全問スルーして後回しにしました。

    それ以外の問題は、過去問と全く同じで自信があれば濃いめにマークを塗りつぶし、新規の問題など少々不安があれば薄めに塗りつぶしてとりあえず1周を終わらせます。2周目では濃いめにマークした部分のマークミスがないかの見直しと、1周目で薄く塗った部分の再検討を行います。その次は計算式を解いてみます。
    わからないものは4択のうち近い数字があればそのどちらかを選びました。最後にもう1度、全問マークミスや見落としがないか確認し終了です。
    通過するには6割とればいいので過去問道場をコンプリートしていれば自信を持って大丈夫です。


    午後Ⅰと午後Ⅱの当日対策

     過去に私が何度も落ちた原因は、どの問題を選択するかに悩んでタイムロスしてしまったためです。
    問の選択に時間をかけないようにするため、最終的に作った基準は設問文だけを先にすべて見て、空欄に入る単語がわかる個数が一番多い問題を選びました。
    選んだ後は、絶対に選び直しはせず、一気に解いていきます。すぐに答えが出ない問題は後回しで、とにかく最後まで解くことを最優先しました。
    これが大事な理由は後ろの方の問題は基本的に配点が高く、少し間違っても部分点がもらいやすいからです。
     1周終わったら残り時間を使って後回しにした問題を考え、答えが全くわからない場合は本文のどこかの説明をそのまま書き写しておきました。本番で圧倒的に時間が足りなくなるのは午後Ⅰのほうですので、そこだけはお気をつけください。皆様、頑張ってください。